【ホルムズ危機 号外その6】「窒素の罠」——ホルムズ危機が暴くもう一つの化石燃料依存、そしてグリーンアンモニアという解

ホルムズ海峡を通過するのは石油とLNGだけではない。世界の肥料貿易の約3分の1がここを通り、人類の約半分の食料を支える窒素肥料の原料もまた天然ガスだ。石油危機には50年前に戦略備蓄が作られた。だが、少なくとも石油に匹敵するような「肥料の戦略備蓄」は、世界で広く整備されているとは言い難い。Ei革命が解くべき最後のフロンティアは、エネルギーだけでなく「分子」——グリーンアンモニアにも及んでいる。
飯田哲也(イイダテツナリ) 2026.03.25
読者限定

当面、全回無料公開。新着を逃さないため、ニュースレター登録(フォロー)をご活用ください。

1) 見えないインフラ——ハーバー・ボッシュが支える40億人

この記事は無料で続きを読めます

続きは、11178文字あります。

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
バッテリー・ディケイド その1——コスト革命の記録
サポートメンバー限定
シン・オール電化その7:水素のジレンマ——日本のエネルギー戦略の致命的...
誰でも
7月6日号から、新しい段階に入ります
読者限定
シン・オール電化その6:P2X革命——電気で分子を作る時代へ
読者限定
シン・オール電化その5:交通のカップリング——テスラ・セミと物流OS革...
読者限定
シン・オール電化その4:交通のカップリング——エネルギーシステムとして...
読者限定
シン・オール電化その3:再エネ電力の温熱利用——産業熱の大転換(低温プ...
読者限定
【臨時号】日本の蓄電池産業の再生と市場拡大はできるか~経済産業省「蓄電...