【ホルムズ危機 号外その3】天然ガス危機への「対峙」——再エネ+蓄電池はガス火力を置き換えるか

イラン戦争で石油危機が再来し、化石燃料依存の構造的脆弱性がまた露呈した。石油危機「号外その3」をお届けする。
2026年のホルムズ危機は「石油危機」であると同時に「ガス危機」だ。日本の電力の3分の1を支えるガス火力が、チョークポイント一つで麻痺するリスクが現実化した。だが再エネ+蓄電池のコスト曲線は、すでにガス火力を経済的に代替し始めている。その「転換点」は2026年にすでに到来した。
飯田哲也(イイダテツナリ) 2026.03.22
読者限定

当面、全回無料公開。新着を逃さないため、ニュースレター登録(フォロー)をご活用ください。

石油だけではなかった——ガス危機の衝撃

この記事は無料で続きを読めます

続きは、11868文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
見せかけの発送電分離──未完のまま放置された日本の電力システム改革
読者限定
【ホルムズ危機特別号 その11】「原油危機」ではなく「ナフサ危機」だっ...
読者限定
統合コスト神話の解体──電力経済学から読み解く
読者限定
【速報・特別号】ベースロード神話の崩壊、第2章 ── IRENAが告げ...
読者限定
【ホルムズ危機 号外その10】IEAが80カ国を追跡した「政策対応トラ...
読者限定
2兆円を突破した日本の容量市場と、深化する世界の容量メカニズム
読者限定
発電しなくても2兆円もらえる──容量市場はなぜ生まれ、なぜ日本で倒錯し...
読者限定
電気を「使う側」から「動かす側」へ──電力民主化の最前線と「容量市場」...