【ホルムズ危機特別号 その11】「原油危機」ではなく「ナフサ危機」だった——数字で解剖する石油化学文明の急所
ガソリン高騰の陰で、石油化学産業が静かに機能不全へ向かっている。エチレン稼働率は過去最低68.6%。政府の「4か月分確保」は定義の錯視だ。そして病院の手袋と農業の肥料まで——「燃やす石油」に代替解があっても、「使う石油」にはまだない。数字と論理で現在地を正確に把握する。
飯田哲也(イイダテツナリ)
2026.05.15
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