【ホルムズ危機 号外8】最大の危機は「危機感の欠如」

ホルムズ封鎖5週目。政府はガソリン補助金に月5,000億円を投じ、石炭火力の規制を解除し、「直ちに問題ない」と繰り返す。供給危機の最中に消費を促し、需要抑制すら打ち出せない——最大の危機は、ホルムズ海峡の封鎖ではなく、この国の危機感の欠如そのものだ。一方で市場と企業は、再エネ・蓄電池を「安全保障投資」として選び始めている。
飯田哲也(イイダテツナリ) 2026.04.06
読者限定

当面、全回無料公開。新着を逃さないため、ニュースレター登録(フォロー)をご活用ください。

1) 補助金で「どんどん使ってください」という倒錯

この記事は無料で続きを読めます

続きは、8675文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
「アナログ慣性」から「デジタル慣性」へ──系統安定化の技術革命
読者限定
【ホルムズ危機 号外その7】ホルムズ危機で電気料金はどうなるか——そし...
読者限定
特別編:MW(電力)だけでは電気は届かない──「交流の物理学」超入門
読者限定
「ベースロード神話」の終焉──ホルムズ危機が暴いた日本の構造的脆弱性
読者限定
【ホルムズ危機 号外その6】「窒素の罠」——ホルムズ危機が暴くもう一つ...
読者限定
【ホルムズ危機 号外その5】半導体の「11日時計」——ホルムズ危機がエ...
読者限定
【ホルムズ危機 号外その4】ホルムズ海峡が暴いた「もうひとつの石油依存...
読者限定
余剰電力は「問題」ではなく「資源」である──P2Xとエネルギーのインタ...